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コーヒーの効果と健康を考えてコーヒータイムをさらに楽しむ

   

コーヒーって体に良いのか?悪いのか?

毎日コーヒーを飲む私にとって、これはチョット気になるトコロですが、あなたはどうでしょうか。

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コーヒーは楽しく美味しく飲むのがまず何より一番!理屈で飲むんじゃないんだよー!と、個人的にはは思いますが(笑)。

とは言え。
コーヒーの持つ特性や成分の効果を知っていることで、さらに健康的で快適なライフスタイルの手助けになるとは思います。(^^)

そこで、コーヒーに含まれるカフェイン、ポリフェノールなどの成分がどういった働きをするものなのかを簡単にまとめてみました。

コーヒーに含まれるカフェインの効果3つのポイント

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⒈脂肪分解と脂肪燃焼を活発にする

脂肪は、リパーゼという消化酵素の働きにより遊離脂肪酸とグリセロールに分解され、血液中に放出されます。

カフェインはこのリパーゼ酵素の働きを活発にし、また、脂肪を燃焼して熱に変える褐色脂肪細胞を活発にする働きがあります。

ですので、この状態の時に運動をすると、通常、エネルギーとして使用される血糖(糖質)の代わりに遊離脂肪酸がエネルギーとして使われ、その消費が高まることによって脂肪の分解がより進む、ということになります。

この脂肪燃焼効果はコーヒーを飲んでから約30分~60分後に発動し2~4時間持続するようですので、この間に運動をすれば脂肪は燃焼しやすい、というわけですネ。

ちなみに、コーヒーを飲んだ後に運動をした場合、内臓脂肪の減少も顕著であることから、メタボリック症候群の予防や改善に有効、とも言われています。

さらに、中性脂肪が減りグリコーゲン含量が増え、インスリンの働きが良くなることから、糖尿病予防に役立つという研究結果も出ているようです。

いずれにせよ、カフェインの効果は脂肪分解や脂肪燃焼などの働きを活性化させるのが主な働きですので、コーヒーを飲むだけで痩せる、ということではないようですネ。

⒉代謝と血行を良くする

カフェインには血液の循環を促進し基礎代謝を高め、利尿作用を高める効果がありますので、冷え性や肩こりの解消、むくみの解消にもつながります。

ただ、コーヒーはその利尿作用により体内の水分も減少しやすいため、例えば口中の水分つまり唾液の分泌が減った場合は、唾液による口中の殺菌作用も減少します。

これがコーヒーによる口臭の原因の一つとなっています。

口臭以外にも水分不足からくる弊害は数多くありますので、コーヒーを飲む場合は、利尿作用を念頭に置いたマメな水分補給や口中ケアを気にしておくことも大切でしょうネ。

⒊中枢神経を刺激し覚醒する

これはカフェインの効果の中でも最もよく知られている効果ではないでしょうか。

いわゆる眠気覚まし効果があるわけですが、これはその人の体質やカフェインの摂取頻度や耐性により、その効果が違います。

例えば私の場合は、夜にコーヒーを飲んでも普通に眠れるのですが、私の友人は体質的にカフェインの耐性が弱く、日中であってもコーヒーを飲むと不眠症気味になってしまうほどです。

カフェインによる覚醒作用はコルチゾールとアドレナリンという副腎皮質ホルモンの分泌が関係しているのですが、このホルモンは出すぎると体の疲労や神経過敏、不眠を引き起こす原因になると言われているようです。

また、これはカフェインに限らずアルコールなど脳神経に作用する食品成分全般に言えることですが、カフェインにも中毒性があります。

やはり健康を考慮する上で、コーヒーを飲む人はカフェインの過剰摂取に気を付けることも大切かな、とは思います。

ちなみに、一般的にはカフェインの上限摂取量は1日に300~350mlと言われています。

コーヒー1杯に含まれるカフェインが約150mlということですので、それで考えると1日に3杯くらいまでが限界のようですネ。

コーヒーに含まれるポリフェノールの効果2つのポイント

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⒈活性酸素による酸化を押さえる

活性酸素は主に体内で作られますが、この活性酸素が増えすぎてしまうと細胞や遺伝子を傷つけてしまいます。

活性酸素は動脈硬化や心筋梗塞といったさまざまな生活習慣病の引き金にもなり、また、ガンの一因になるともいわれています。

コーヒーなどに含まれるポリフェノールには強い抗酸化作用があり、人体内の過剰な活性酸素などを消去し、活性酸素による酸化を防いでくれる効果があります。

つまり、ポリフェノールの抗酸化作用は、脳梗塞や動脈硬化、高血圧や糖尿病、肥満やガンといった様々な生活習慣病の予防や改善に効果があるということになります。

また、植物が紫外線や乾燥などから身を守るために作り出される物質であるポリフェノールには、肌のシミ防止の効果が高いことでも知られています。

肌のシミが増える原因は、紫外線から皮膚を守る黒褐色の色素成分「メラニン」の増加によるものですが、メラニンは紫外線を受けて細胞内や細胞膜で生じる活性酸素でも増えます。

ですので、活性酸素の作用を抑えるポリフェノールを摂取することによっても肌を守ることができる、というわけですネ。

ちなみに、成人の食事などによるポリフェノールの理想摂取量が1500mgなのに対し、実際の平均摂取量は1日あたり1010mgだということです。

コーヒー1杯に含まれるポリフェノールは約200mgとされていますので、仮に1日の不足量をコーヒーで補うとすると、2~3杯くらい飲めばつじつまが合う計算にはなります。

カフェインの事を考慮しても、やはりコーヒーは1日に2~3杯が目安…という感じになるのでしょうか。(^^)

⒉脂肪燃焼を促進

脂肪が分解され発生した脂肪酸は、CPT-1という酵素によって肝臓の細胞内にあるミトコンドリアという器官に運ばれ、このミトコンドリアで脂肪酸が燃焼されることでエネルギーに変わります。

脂肪酸を運ぶCPT-1酵素を活性化させ、ミトコンドリアへの脂肪の取り込みを促進する働きをするのが、クロロゲン酸というポリフェノールです。

さらにクロロゲン酸は胃液分泌を促進するため、消化も良くなり、その効果は一層効率的になると考えられますよネ。

また、クロロゲン酸類は脂肪の燃焼を促すだけではなく、糖分の吸収を遅くする作用があったり、自律神経の働きを高め肥満を予防するといった効果もあります。

実際にトクホのコーヒー飲料などもクロロゲン酸の含有量を増やしていますので、クロロゲン酸によるダイエットを含めた肥満対策の効果は高い、ということではないでしょうか。

ただ、クロロゲン酸は熱に弱く壊れやすいため、焙煎豆は深入りよりも浅煎りが良く、ポリフェノールの含有量が比較的多くなるトリップコーヒーにして、80度くらいの温度のお湯で入れるのが理想的な飲み方となるようです。

コーヒーの効果と健康を考える

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一時期は体に悪いと言われていたコーヒーですが、その効果を知れば、コーヒーを健康に役立てる飲み物にするか健康を害する飲み物にするかは、やはり個々にかかっているのではないかな、と思います。

例えばイライラしながらコーヒーをがぶ飲みしたり、コーヒーを一日に何十杯も飲む、というのは、さすがに体によさそう…とは思えませんしネ。(笑)

またコーヒーに含まれるタンニンと呼ばれる成分には、鉄分の吸収を妨げる効果がありますので、女性や妊婦さんは飲み方や量を工夫する必要があるでしょう。

コーヒーに限らず飲食全般において、その時の自分の精神状態や体調という部分も無視してはいけないと思います。

さらに飲食と健康の関係を考えるなら、一つの食品の一つの効果にだけ注目するのではなく、トータルバランスを考えたライフスタイルを考えることが大切になると思います。

私個人としては「まずは楽しく!感謝して!よく味わう!」

これを外して飲食による健康は始まらない、なーんて思っているのですが…どうでしょうか?(^^)

 - コーヒー, 健康, 飲食

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