添加物の「ヒミツ」を垣間見てしまった。
よくよく思えば。
私の子供の頃は、「添加物」のオンパレードであったなぁ、と。
防腐剤入り食品、真っ赤かなウインナー、合成調味料などなど・・・
歳がバレますねぇ(爆)。
さてさて。
宝島SUGOI文庫の「肉のヒミツ」という本から、かいつまんで
内容をご紹介していこうかな、ということで、今回は「添加物」です。
今はどの食品も「合成保存料・合成着色料は一切使用していません」
というのは、ほぼ、定番の謳い文句でしょうか。
このお約束の一言に、
「あぁ、合成のモノは使われていないので安心」って気がして、
特に「添加物」が問題になっていた時代を過ごした私の世代には、
結構、効果的な文言ではないかなぁ~と、勝手に思ったり(笑)。
まぁ、メーカーさんの上手い心理操作だなぁ~、と、
感心してしまいます。
こういった食品にも合成保存料と合成着色料以外の合成添加物が
多数使用されているのは、ご存知のことと思います。
例えば様々な食品の原材料でよく見かける「アミノ酸」。
これは「グルタミン酸ナトリウム」という、合成化学調味料だったり。
また、市販されているハンバーガーなどの粘着剤には
「アルギン酸ナトリウム」や「カラギーナン」という、聞きなれない
添加物が使われているそうです。
勿論、他にも様々な添加物が満載の市販食品ですが、
使われる添加物は日本国内で認められている材料ですので、
神経質に目くじらを立てる必要もないかとは思います。
(と言いますか、そこばかりに注目すると、ほとんどの食品がアウト?笑)
ただ、食品業界の事情をサラッと書かれているこの本を
じーっくり考えたり読んだりしていると、なかなかその「事情の盲点」を
ついた、私たちの知らない水面下での「攻防戦」はあるようですょ(笑)。
いかに「安く」「美味しく」するか。
常に、消費者にとってのメリットであるかのように言われていますが、
それを鵜呑みにしてしまうのか、違う目線で確かめるのか・・・。
情報の提供側(メーカー)は「嘘」はつけません(違法業者は別として)。
ただ、常に真実をメーカー各自、工夫を凝らした「巧みな技」で伝えています。
ですので、その「巧みの技」ともいえる発信内容を正確に読み取り、
解読するという「技」を、私たち消費者も身に着けておいても良い時代が
来ている、とは思いますが・・・。
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