「卵」のヒミツを垣間見てしまった(1)。
2011/08/09
あなたは「液卵」というのをご存知でしょうか?
私はこの本を読んで初めて知ったんですが・・・。
宝島SUGOI文庫の「肉のヒミツ」という本から、かいつまんで
内容をご紹介していこうかな、ということで、今回は「卵」です。
マヨネーズ、洋菓子、だし巻き玉子・・・と、量産の卵加工食品には
欠かせない存在が「液卵」と呼ばれるシロモノです。
これは、工場に集められ薬品消毒した卵を、専用の機械で割り、
適宜の塩などを加え、凝固しない温度で加熱、冷凍されるようです。
なんと、冷凍2年は「大丈夫」なんだそうです・・・。
もう、いつのどんな卵であったかは、判定不能なモノとなっていますね~。
個人的には、「そうそうオカシナことにもならないだろう」とは
思っていますが、本の中に書かれているように、
「消費者には所詮分からないだろう」な「卵」が使用されている・・・
といった事態が起こっていないことを、願います。
もしも「液卵」が気になる方は、一例として「玉子とうふ」の材料を
見てみるのも面白いかもしれません。
スーパーでよく見かける、充填式パックのアレですねー。
原材料が「卵」か、「鶏卵」か、ってトコロです。
液卵のような加工卵(?)は「卵」とだけ表示されているようです。
そうそう、加工卵には「粉末(乾燥)卵」や「加糖濃縮卵」
というものもあります。
インスタントの卵スープをはじめ、安価な茶碗蒸し粉末、
膨張剤や乳糖を配合して、既成のオムレツや玉子焼き、
チェーン展開のレストランやホテルなどでも、よく使われるようです。
このような乾燥卵は、割った生卵の中身に被膜剤、分散剤というモノを混ぜて、
噴霧乾燥という方法で作られているようです。
もちろん、これも液卵同様、「どんな卵が使われているか」が
チョット興味がそそられるんですケドね、私は(笑)。
ちなみに、こういう加工卵?は輸入が大半を占めている、と、
本には書いてありましたが・・・。
私は「卵」と言えば、あのカラの付いた丸い「卵」ばかりを連想して
しまうのですが、これからは原材料の「卵」と「鶏卵」に
注目してみたいな・・・と思いました。
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