遺伝子組み換え食品よ、どこへ行く(4)≫品種改良でも良かったのに
2011/06/29
ところで。それまでは、似たようなトコロで、地道な「品種改良」
というのがあったかと思うのですが・・・。
それとはどう違うのでしょうか。
遺伝子操作が行われる以前、「品種改良」という「掛け合わせ」が
太古より行われていたわけです。
厚生労働省医薬食品局食品安全部によると、
「生産者や消費者の求める性質を効率よくもたせることができる」
「組み込む有用な遺伝子が種を超えていろいろな生物から得られる」
と、要約すればこういうことらしい・・・のですが。
平たく言えば、
「生産者・消費者の両方に「都合の良いモノ」を作れて、
さらに、その種族が持ち得ない特性まで引っ付けられます」
・・・ということでしょうか。
ん~~~。
これでは、どこが「違う」のかが、明確でないような気がします。
第一、消費者にとってのメリットが「より、美味しい」とか
言われても・・・(笑)。
それまでの状態で不足なく頂けていたのですから、
コチラとしては、何ら、問題ないのですケレド。
この、厚生労働省医薬食品局食品安全部の説明だけでは、
私たちが、「遺伝子組み換え食品を食べなければならない必要性」が、
私には理解できませんでした・・・。
遺伝子の組み換え、というイメージは、正直、あくまで素人感覚では、
遺伝子の異常、というトコロに結びついてしまいます。
遺伝子異常の作物を食べると、どうなるのでしょう??
それが安全であれば、果たして遺伝子操作は良いのでしょうか。
前回の企業戦略的?なニオイ?も気になります・・・。
本当に、「現在の(普通の)農産物で良いのでは?」と、
私はやっぱり思ってしまいます・・・。
それとて、一部では化学肥料や農薬などの問題がある中で、
さらに、特定の農薬を使う上に、遺伝子を組みかえられている、
となるのでは、もう、ワケがわからない感じなんですが・・・。
あなたはどう思われますか?
≫≫参考サイト
http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/
(遺伝子組換え食品ホームページ・厚生労働省医薬食品局食品安全部)
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